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多重介護で疲れている方へ

介護者の心を守る心理学

介護という言葉を聞くと、多くの人は「一人の家族を介護する姿」を思い浮かべます。しかし現実には、一人の介護者が複数の人を支えているケースは決して珍しくありません。

高齢の両親を同時に介護している人。
認知症の配偶者を介護しながら、障害のある子どもの支援を続けている人。
親の介護と子育てを同時に担う「ダブルケア」の人。
さらに仕事や家事まで抱えながら、一日が終わっていく人。

こうした「多重介護」は、社会ではまだ十分に知られていません。
しかし、その負担は想像以上に大きいものです。

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一人分の介護では終わらない

介護は一人でも大変です。通院の付き添い、買い物、食事の準備、薬の管理、行政手続き。そこへ、もう一人分の介護が加わると、自分自身の生活も含めて混乱し始めるのは当然です。

また、病院は別々。介護サービスも別々。体調を崩す日も別々。「今日は誰を優先すればいいのだろう」そんな選択を毎日のように迫られることがあります。

介護者自身が休む時間は、どんどん削られていきます。私自身も父母と子供二人、そして主人を抱え、又来るまで40分はかかる道のりに住む父母を支える別居介護は、いつ私自身が壊れてもおかしくない状況でした。

「私が頑張れば何とかなる」は危険な考え

多くの介護者は責任感が強く、「私しかいない」「私がやらなければ」と考えます。ですが、多重介護では、その考え方が介護者自身を追い詰めてしまいます。

人には限界があります。睡眠も、体力も、心の余裕も無限ではありません。だから助けを求めることは、弱さではなく必要な選択です。

社会にはまだ見えていない

介護の制度は少しずつ整ってきました。しかし、多重介護ならではの苦しさは、私たちが助けてもらえるほど、まだ十分に知られているとは言えません。

介護する人数が増えれば、負担は単純に2倍では済みません。予定の調整、緊急対応、精神的な緊張…。一つひとつが重なり合い、介護者の生活そのものを圧迫していきます。

だからこそ、多重介護はもっと社会全体で理解される必要があります。しかしケアマネさんであっても、利用者一人に対してのケアマネさんである故、介護者が負っている介護の人数は関係ありません。なので、理解してもらう事は難しいと思います。

しかし、在宅介護の場合には、在宅介護のスタッフの方が介護者の状況も一緒に支えて考えてくれることも多くあります。

最後に

もし今、あなたが複数の家族を支えながら生活しているなら、疲れてしまうのは当然です。苦しくなるのも当然です。それは、あなたの頑張りが足りないのではありません。背負っているものが、あまりにも多いのです。

介護する人が倒れてしまっては、誰も幸せになれません。だから、自分を守ることも介護の一部です。一人で抱え込まず、使える支援は遠慮なく利用してください。カウンセリングなどもオンラインで受けることができる今は、ぜひ活用されてみても良いかもしれません。

日々、家族の為だけに生きていると、自分の全てを後回しに師がちです。そんな中、話を聞いてもらえるだけでも、自分という存在を見つけ直せる時間になると思います。あなた自身の人生も、大切にしてあげる習慣をぜひ持ってくださいね。

このブログを書いている私自身も、多重介護経験者のカウンセラーとしてお話を聞いています。私自身は、今は受付しておりませんが、下記の オンライン心理カウンセリング などでも 専門家のカウンセラーが沢山登録しています。お話を聞いていただくだけでも気持ちが楽になるかもしれません。

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投稿者

父母の介護をしながら
ネットショップ等複数のネット起業をしてきた主婦起業家。
特に母の在宅介護では、これからの介護社会の過酷さを痛感。
まだ情報も少なかったことから必死に自分で介護情報を収集しました。
介護2025年問題を前に、私が介護の前、介護中に知りたかった情報を
ここにまとめています。

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