介護はある日突然やってくることがあります。
私の場合、父は脳出血でしたので、昨日迄元気にお散歩に出かけていた父が、朝は起き上がる事すら出来ませんでした。病院に1か月入院後に亡くなりました。
母は、なかなか見つかりづらい「すい臓がん」だったため、足がむくんだり顔がむくんだりする中(特に母は持病がいくつもありましたので)それらを一つずつ原因として潰していかなければなりませんでした。その為、医者に行っても原因が分からない日々が過ぎ、すい臓がんと分かった時にはもう、治療できない状態。すぐに在宅医療となりました。
介護についての予備知識が無い中での在宅医療スタートとなりましたので、それはもうド素人の介護からのスタート。私自身が介護で躓いた点、ケアマネさんやヘルパーさんから教えて頂いて初めて知った点、介護生活の中で最初から知っていれば良かったと思った点を、このブログでまとめていますが、やはり誰でも一番不安なのは「おむつ交換」ではないでしょうか。
介護のおむつ交換講習
赤ちゃんのおむつを替えた事はあっても、親のおむつ交換はもちろん初めて。そんな状況でも、訪問看護師さんやヘルパーさんがおむつの交換方法を教えてくれます。意外と一度やってみれば出来るものでした。
ただどんなに小柄なお年寄りでも、寝たきりになってくれば来るほど、私たち介護者にとっては被介護者の親の体が、重くて重くて大変です。すっかり腰と腕を痛めました。
出来る限りの対策としては
1.電動ベッドを介護者の動きやすい高さに合わせて調整する。
2.体位交換具などを使う
という所が、介護者の体の負担を考えると大切です。※PRではありません。リンクは張っていません。
楽天などで「高齢者 おむつ交換 体位変換」などと検索するといくつも出てきます。3000円位からあります。転がすだけで力が必要なく、介護者も被介護者も苦労なく体をくるんと回す事が出来ます。
おむつ交換手袋のおすすめ
おむつ交換用の使い捨て手袋は、マツモトキヨシが安かったです。またパウダー付きでありながら粉も手に付かず使いやすく思いました。マツキヨで買える「おむつとりかえ手袋」(メーカー:白十字)はネットでも買えますが、お近くにマツキヨがあればそちらの方が1箱500円以上安いと思います。またマツキヨの「おむつとりかえ手袋」は、2重に付けても使いやすい事が利点と思います。私は身長162cmですが、ちいさめサイズを2枚重ねで使っていました。100枚入りですので1箱で50回使えます。
看護師さんやヘルパーさんにも寄るのですが、やはり手袋は2重にしておいた方が使いやく、衛生的だと思います。何故かと言うと、一枚目の手袋が排泄物で汚れても、すぐにその手袋だけ裏返しにして捨てれば、あっという間に新たな手袋登場~になるからです。
1枚しか手袋を付けないヘルパーさん等もいるのですが、見ているとおむつ交換後は、排泄物で多少汚れたと思われる手袋のまま、被介護者にズボンをはかせ、その手袋のままベッドの高さ調整のリモコンを操作し・・・とあちらこちらを触っていました。恐らく衛生的に良いとは思えませんし、しっかりとした方は必ず2重手袋にしていました。手袋を2重にしておけば、まるで一枚皮膚をはぐように新たな手袋に変える事が出来るのですから、簡単ですし、その方が良いかと思います。
話が長くなりましたが、この2重手袋にすることを考えても、マツキヨで販売している「おむつとりかえ手袋」が使いやすかったのです。他の手袋も使ってみましたが、ただのビニール製の手袋だと手にフィットしない。そのフィットしていない手袋の2枚重ねでは、おむつ交換はなかなか難しいのです。マツキヨの「おむつとりかえ手袋」はその点においても手にとてもよく馴染みます。
介護用ズボン
介護生活が始まってしまうと、なかなか買い物にも行けず、またズボンなどはゆっくり選ぶことが出来ず。良く病院でジャージを履いている高齢者の方を見かけましたが、ジャージって介護者にとっても被介護者にとっても便利なんだなと思います。これもマツキヨで上下セットで1,000円で売られています。洗い替え用にいくらあっても良いと思ったので複数セット購入しました。
またパジャマに関しては、なかなか今の高齢者のサイズに合う(ズボン短め)が見当たらず苦戦しました。通常の外出用のズボンでしたら、比較的「しまむら」や「コモディイイダ」にはサイズが揃っていますが、パジャマのズボンは長すぎるものばかりで、高齢者には不向きなデザインばかりでした。
しかしネットでは高齢者の介護用の前開きのパジャマズボンなども手に入りましたので、下記にいくつかそのような商品を販売しているお店を載せておきますね。※PRではありません。