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高齢化社会でお金と時間を【搾取されない 搾取しない】幸せな生き方

高齢化社会の搾取されない しない生き方 老い支度

 2025年介護問題がやってきます。
国民の3~4人に1人が65歳以上となり、65歳以上の高齢者数は2025年には3,657万人、2042年には3,878万人とピークを迎えると予測されています。令和5年には65歳以上の者1人に対し現役世代2.0人になり、その後も現役世代 1.3人で1人の65歳以上の者を支える社会が到来します。

内閣府ホームページ 高齢化の状況

 介護は家族や親族が見守ってあげる事が一番かと思いますが、その家族や親族が看ることを放棄していたり、要介護者自体が家族や親族の手を煩わせることを拒んでいることもあります。そして近所での助け合いに頼る方もいます。

 これからの超高齢化社会を生きていくことになる私たちが、自分自身の健康と時間とお金を守るためにも、私の周りで起こった、そして私自身が経験したことを記しています。私たちは自分のリソースを守る生き方をしていくことが必要ですし、自分のより良い老後を作る道筋にもなるかと思います。

人脈が多いことが自慢だった高齢者の孤独死

 先日、私の住むマンションで高齢者の方がひっそりとご自宅で亡くなられていました。この方は、いかにご自身の人脈が多いかを常日頃、ご自慢されていらっしゃる方でした。しかし実際その方は、マンション内で自分の生活を助けてくれる人、また知り合いで手助けしてくれる人を次から次へと乗り換えている状態でした。

近所に頼る高齢者

 その方は、病気で要介護状態になっても、ケアマネさんを付けず、知り合いに電話をかけまくり用を頼む。またその用は「今から」「今日」というようなことも多く、皆振り回される事が度々。

 電話をかけてきて留守な時には「お願いしたいことがあります。お帰りになりましたらお電話ください」と留守電に入っている。その後自分から再度かけてくることはありません。小さなことを言えばそのかけなおす電話代だって、電話をもらった側が負担します。車で買い物に今から連れて行ってもらいたいと言われても、もちろんガソリン代も頼まれた側が持ちます。

 頼まれている側にも生活があり、その時間とお金は吸い取られていく訳です。

 そのうえその方の場合、態度は常に上から目線でした。そしてご自身の過去の栄光や、現在の自分がいかに数々のボランティアの素晴らしい仕事をしているか、そして自分の家系も家計もどれだけ裕福であるかの自慢話を聞かされることもしばしば。それでいながら協力者に分け与えるのは冷蔵庫の残り物や、家の中にある不用品をくれること。結局、周りの人々は使われた挙句にごみ回収業者の代わりにも利用されたと感じてしまう訳です。

 そのような理由から、その方の周りでお手伝いする人は、次から次へと逃げていきました。

 その方には親族の方が同じ県内に住んでいらっしゃいました。しかし、その方から親族の方には何もお願いすることは無いようでした。反対にその親族の方のお子さんを預かったりなどを意気揚々としておられたことから、身内の手は煩わせることは望まない様でした。

これからの高齢化社会を生きる為に今すべきこと

 前述の高齢者の方の最期は誰にも気づかれず、一人でご自宅でお亡くなりになっていました。孤独死でした。

 これからの高齢化社会、人手は足りなくなるのは目に見えています。その為近所や知り合いの協力は確かに必要かもしれませんが、今までの時代とは大きく様変わりしていくと思われます。

 近所だから助け合うと言っても、それが綺麗ごとになる時代がやってきます。なんせ若い人手が足りない。自分の親を看ながら、近所の方をも看なければならない時代がきます。それが加速していきます。介護をする側は自分自身のケアができなくなり、これから長い人生を歩むその下の世代である子供たちをも、ケアすることが出来ない時代が来ます。もう既に着々と忍び寄ってきています。

 近所で助け合う時代は、(もちろん地域にもよるとは思いますが)もう終わりに近づいています。

 私たちが高齢者になった時、どのように生きていくか目標を立てておくことが必要で、そのためのお金を一日でも早くから貯め始めることが今、とても大切な時代と思います。お金が豊かで子供たちの世話になりながら幸せな老後というのは、ごく一部の人を除いて夢物語になりそうです。

老い支度
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投稿者

父母の介護をしながら
ネットショップ等複数のネット起業をしてきた主婦起業家。
特に母の在宅介護では、これからの介護社会の過酷さを痛感。
まだ情報も少なかったことから必死に自分で介護情報を収集しました。
介護2025年問題を前に、私が介護の前、介護中に知りたかった情報を
ここにまとめています。

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