介護のお部屋の消臭に使っていたファブリーズPremiumです。
在宅介護の部屋の排便臭を消す
在宅介護になると、お医者さん、看護師さん、ヘルパーさんが頻繁に出入りします。お医者さんや看護師さんが来てくださるときは、私も家に居て母の状態を話したり、先生のお話を聞いたりするのですが、なんせどうしても介護のお部屋はそれなりの臭いがしてしまいます。
私自身も若いころに、ボランティアで介護を受けている方のお部屋に通ったことがありますが、誰でも気づく臭いです。医療従事者の方は慣れていらっしゃると思いますが、やはり来ていただく前には出来る限り、その介護の臭いを部屋から排出しておくようにしていました。
とはいえ、一番気を付けたことは「出来ない時はしません」。介護者が疲れてしまうことは一番避けるべきことなので、決して無理はしませんでした。私自身が、ファブリーズを使う事で心が休まる時は利用しました。
その時に良かったのがファブリーズPremiumです。「布用 除菌+消臭 最高レベル配合」というのが選んだ一番のポイント。母のオムツ替えをして(とにかく下痢便ばかりだったので一日中、便の始末をしていました)新聞紙でくるみ、ビニール袋に入れしっかりと結び、ベランダに置いたゴミ袋にしっかりと入れる。そこまでが一連の流れとして、医療従事者の方がいらっしゃるときは、必ず 部屋中の布にこのファブリーズPremiumを吹きかけて歩きました。
介護臭を消す為 とても良かった消臭剤
昔のファブリーズのCMにあった「布が臭いを吸い込んで~布が臭いを吐き出している」というフレーズ覚えていますか?布に付いた臭いは洗濯機で洗わないと消えませんが、それでは介護をする私たちの時間が追いつきません。全て洗っていたら膨大な量になりますし、乾くまで待つのも大変ですし。洗い替えはいくらあっても足りなくなります。
そしてベッドのファブリックから絨毯から、カーテンからすべてが匂いを吸い込んでいるので、部屋の換気くらいでは匂いは消えません。母の小さな2DKの部屋で、台所の換気扇とトイレバスの換気扇を回し、風が抜けるように部屋と玄関の扉を開けても、なかなか介護の臭いを消すのは難しい。介護をしていて鼻が鈍感になっている筈でありながらも、しっかりとその臭いは分かります。
だから爽やかなお部屋に医療従事者の方にお越しいただきたかった。介護でどんなに忙しくても疲れていても、ファブリーズPremiumを「シュッシュッツ」と吹きかけて歩くのは、私にできる小さな「歓迎の儀式」のようなものでした。母の大切な最期の日々を一日一日、丁寧に生きていくことが出来るように助けてくださる医療従事者の方を部屋へお迎えする私にとって、ファブリーズPremiumは大切な相棒となりました。
介護の場合、香りの付いたタイプの消臭剤を使う事も悪くはなかったので、香り付きのものを使用していたこともあります。画像の商品は無香料なので香りが嫌いな方が居ても大丈夫です。
消臭剤はドラッグストアの介護用品売り場で購入
私の母の住んでいた地域は高齢者がとても多い地域でした。そのためドラッグストアには大きめの介護用品のコーナーがありました。しかし、娘の私の住む地域には母の地域ほどお年寄りは多くない為、同じ系列のドラッグストアでもこの商品は見つかりませんでした。また介護用品のコーナー自体もありません。できれば介護用品の充実したドラッグストア、そうでなくとも介護用品のコーナーがあるドラッグストアを見つけておくと、便利な商品が見つけるのが楽になり介護も楽になると思います。
そういえば、母の自宅そばのドラッグストアは、どこの店も紙おむつは「選ぶのに困るほど」たくさんの種類がありました。しかし私の家のそばのドラッグストアでは、介護オムツは見たことが無い気がします。もしかしたらどこかに小さなコーナーがあるのかもしれませんが。同じ系列のドラッグストアであっても、それ程介護用品の品ぞろえは違います。なので介護用品が見つかりづらい地域にお住いの場合は、ネットで購入するほうが時間が省けるかもしれませんね。