母がベッドから降りることが出来なくなってからは、それ迄のようにトイレに連れていくことも出来ず、当然ながらベッドでオムツ替えをする必要に迫られました。母は病気になってから随時 下痢をしていましたので、そのオムツ替えの頻度はとても多く、またキレイにしてあげるのにも大変な日々でした。でも一日中快適に過ごさせてあげたいのは一番してあげたい介護であって。
オムツ替え、頑張りました!
このおむつ取り替え手袋が使いやすかった
そこで使っていたのが、この「白十字のおむつ取り替え手袋」です。ヘルパーさんや看護師さんがオムツ替えには手袋を使用していたのを見て、私も欲しいとマツキヨに行って見つけました。ひと箱900円程度で100枚入り。Amazonでも同じくらいの金額で売っています。
この手袋、パウダーフリーなのに着け心地もさらっとしています、それでいて手にしっくりと馴染む。ヘルパーさんや看護師さんが使っているのと同じなのかは分かりませんが、私が使って全く問題なかったので母の介護中はいつもこれ。一枚当たり9円。両手で18円。一度のオムツ替えで何枚使っても、安い。
おむつ取り替えのコツ
小さなお金を勿体ないと言っていると介護もストレスになってくるので、衛生的にバンバンと使用しましたよ。例えば手袋を最初から2枚重ねでオムツ替えをする。一通りオムツを替え終わったら、まるで皮を剝くように両手それぞれの手袋を一枚外す。すると生まれ変わったように新しい手袋が出てくるので、そのきれいな手袋で、オムツ替え終了後に 電動ベッドの柵やリモコンなどアルコール消毒をして終了。
オムツ替えの最中に私は色々なところ触っていると思いますから。そしてオムツ替えの最中に「ココは触らない」とかそういう余裕がありませんでしたので、一連のオムツ替え作業が終わるまで=おむつをゴミとして捨てるところまで、そんな風に2枚重ねで手袋を使っていました。
おむつ取り替え手袋 そのほかの使い道
また、あまりにも手になじみ快適だったので、実は介護で荒れた手にハンドクリームを付けた後にも、このおむつ取り替え手袋を付けたりもしていました。ゴム製の手袋なので当然、長く手にはめていれば湿度が籠るのです。すると介護で疲れた手に付けたハンドクリームがしっとりと肌に浸透し、荒れたガサガサの肌も柔らかくしっとり。そして私自身の感情も心地よくなる。そんな使い方もしていました。
オムツ取り替え手袋のサイズ
画像のパッケージの柄は、現在変更されているようですが中身は変わらっていないと思います。普通サイズと小さめサイズがあり、私は小さめサイズがぴったりでした。私の身長は162㎝ありますが、手はどちらかというと小さいほうかもしれません。
でも、もしもココを読まれた方が購入しようと思った時、どちらを使えば良いか悩んだとしてもご安心ください。親切なことにパッケージに手のサイズの絵が描いてあるのです。なのでその絵に手を合わせれば、どちらのサイズが良いか分かりますよ。そんな小さな優しさ込みのパッケージデザインも、とても気の利いた親切な商品だと思います。
介護でありがとうと言わせてはいけないらしい
慣れてしまえばオムツ替えも楽に出来るようになりますが、最初は腰も痛くなるし母の体は簡単には動かないし・・本当に大変に感じました。でもオムツを替えてあげた後、母が喜んでいるだろうな。。と思う瞬間は幸せな時でした。
とはいえ、母は話が出来る状態だったときでさえ、私は母からお礼を言われたことはありません。なので「母は喜んでいるだろうな・・」と勝手に想像をしたうえで、勝手に介護をしている自分を褒めていただけです。
そういえばどこかに書いてありましたよ→介護をしているときに「ありがとう」って言ってもらいたいと思っちゃいけないって。
そうなんですかねぇ。ありがとうって言ってもらいたいですよねぇ。期待しちゃいますよね。