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鍵の受け渡しに鍵共有ボックス【ヘルパーさん入室に】

鍵共有ボックス 介護の話

 最近、東京の湾岸エリアの街角で見つかる「不気味で大量なキーボックス」のニュースが昨今取りだたされています。あのキーボックスは、どうやら湾岸エリアのマンションを他人に貸し出す「民泊」を行っている鍵ではないかと言われています。その真意はニュースからだけでは分かりませんがこの「キーボックス」、ヘルパーさん入室時にも使われています。とても便利ですし、頑丈ですし、安心して使えました。

 

様々な業種で使われるキーボックス

 実は介護の現場で使う前に、私のマンションでもマンションを売る際に行われる「部屋の改装業者さん」が使っているのをよく見かけていました。玄関そばにキーボックスを取り付けておいて、ダイヤル式の4つの数字の暗証番号でキーボックスを開ける。すると、部屋の鍵が取り出せるのです。鍵の二重ロック状態ですね。キーボックスを使う事により、暗証番号の連絡さえすれば様々な業者が 鍵の受け渡しなしに部屋に入り作業を行えます。

 介護の現場でもヘルパーさんから用意すると良いことを教えていただき、Amazonで購入しました。何と思いのほか安い1698円。これさえあればヘルパーさんに鍵を渡さなくとも、ヘルパーさんは母の家に入ることが出来、母の介護をして貰えます。ヘルパーさんも利用者さんの家の鍵を持ちっぱなしでは 何かあった時に疑われるのは嫌ですものね。確かに「頼む側、頼まれる側」お互いにこの「鍵共有ボックス」を利用するのが現実的にも、そして心の面でも良いのだと思います。

キーボックスの仕様

 私が購入したこの 鍵共有ボックスは、強化合金鍛造(読み:たんぞう)という加工物の強度を高めるために用いられる工法で作られています。しっかり重くて、とっても頑丈。なのに1000円台。先のテレビのニュースで見ていたキーボックスは、意外と簡易的なものに見えたのですが、このキーボックスはその重量感から、とても高額にさえ見えます。

 4桁の暗証番号は簡単に変更できます。例えば 毎回違う番号にするとしてもその手間は簡単。5秒で出来ます。一度ヘルパーさんが母の家の前で暗証番号を大きな声で言ってしまったので(←悪気はない)すぐに変更したこともありますが、実際は毎回変更する必要はないかと思います。4桁の並びの数字は10,000通り。ネットで調べると暗証番号を探し出すには最長2時間46分かかるようです。物理的に数字を回すかわりにデジタル技術で総当り攻撃した場合には、100秒かからず解除されてしまうそうです。しかし玄関先でデジタル技術を使って総当たり攻撃すること自体、考えられませんし、そんな思いまでして鍵を解除すべきようなお金がある家でしたら、このキーボックス以外の何かを使うでしょう。

 母の介護を終えた今、このキーボックスは使う事はありませんが、だからこそ1000円台のキーボックスは適切だったと思っています。また使わなくなったのでメルカリで売っても喜ばれると思います。なんせ頑丈なので傷一つついていません。

 でも…母との最期の想い出の一コマにもなっており、手放すことは出来そうにありません。

 

 

介護の話
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投稿者

父母の介護をしながら
ネットショップ等複数のネット起業をしてきた主婦起業家。
特に母の在宅介護では、これからの介護社会の過酷さを痛感。
まだ情報も少なかったことから必死に自分で介護情報を収集しました。
介護2025年問題を前に、私が介護の前、介護中に知りたかった情報を
ここにまとめています。

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